老朽化した配水管を撤去し、地震に強い耐震管に更新
配水管布設替え工事とは、道路に埋設されている水道本管を新しい管路に更新する工事を指します。私たちの暮らしに水道水は必要不可欠であり、配水管は水道水を各家庭や商業施設に供給する重要なインフラの一つとなっています。配水管が劣化すると、水道水の安定供給が困難になるだけではなく、水質にも悪影響を及ぼす可能性があります。サクラテクノでは、主に氷見市内の配水管布設替工事に積極的に取り組んでいますが、現状として、基幹管路(口径400mm以上)の耐震化が13.5%、耐震適合性のある管が24.1%しか進んでおらず、全国や富山県内からみても低い値であるといった課題があります。また、令和6年能登半島地震では、多くの方が被災し、市内でも継続的な断水となりました。安心・安全な水道を未来に残すことは、私たちの使命と捉え、これからも課題解決に向けて、徹底した品質管理を追求し、安全施工で工事に取り組んで参ります。


老朽化した水道管(約40年前)の管内
配水管布設替え工事の流れ
STEP 01 試掘工
道路の中には水道管だけではなく、下水道、電気、ガス、通信など様々な管路が埋設されています。作業に着手するにあたって、実際に既設管や他の埋設物の位置を図面と照合する作業が試掘工です。試掘の結果を基に、設計どおりに工事ができるかを再度検討します。


STEP 02 仮配管工
本管布設に着手するにあたって、断水を最小限度に留めるために、仮設管を配管し、一時的に各家庭へ水を供給します。既設本管から仮設管に切り替え作業をする際にも、不断水工法によって断水にすることなく分岐を行い、水質状況を確認しながら少しずつ切り替え作業を行います。


STEP 03 配水管布設工
掘削作業を行い、既設管を撤去が完了すると、所定の深さや位置になっていることを確認しながら、新設管を埋設していきます。埋設が完了したら、仮の舗装をして、交通開放します。


STEP 04 洗管通水作業
仮設管、本管ともに布設が完了すると、管の中に水を引き込み、消火栓や仮の排水口を利用し、排水をしながら洗浄を行います。洗浄が完了したら、各種試験を行い、問題がないことを確認後通水します。


STEP 05 給水管布設工
本管の布設が完了し、中を流れる水に問題がないことが確認できると、次は各家庭に送るための管(給水管)の布設を行います。


STEP 06 舗装復旧工
仮舗装を撤去し、新しい舗装にやり替えます。


STEP 07 区画線工
掘削作業によって消えてしまった白線や道路標示等を復旧して完了です。

